Galaxy S22 から S24に乗り換え

Galaxy S24は2024年最新のハイエンドスマホです。

2世代前のGalaxy S22から機種変更したらどれくらい性能が向上し快適になるか、電池の持ちが向上するのか、カメラの画質が良くなるのか気になるところですよね。

この記事ではGalaxy S22からGalaxy S24に乗り換えたらどう変わるのか、どんなメリットがあるのかをまとめたので、Galaxy S22から機種変更を検討してる方、または今からS22を買おうか迷ってる方は参考にしてください。

Galaxy S24、Galaxy S22の違い

スペックと違いを比較

Galaxy S24は2024年4月発売、Galaxy S22は2022年4月発売と2世代のスペック差があるのでS22からS24に乗り換えたらある程度の進化を感じられるかと思います。

Galaxy S24 vs S22
機種 Galaxy S24 Galaxy S22
画面 6.2インチ 6.1インチ
解像度 2,340 × 1,080ピクセル
画面輝度 2,600 nits 1,300 nits
保護パネル Gorilla Glass Victus 2 Gorilla Glass Victus+
SoC Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy Snapdragon 8 Gen 1
CPU Cortex-X4 × 1
Cortex-A720 × 5
Cortex-A520 × 2
Cortex-X2 × 1
Cortex-X2 × 3
Cortex-A710 × 4
GPU Adreno 750 Adreno 730
メモリ 8GB LPDDR5X 8GB LPDDR5
ストレージ 256 / 512GB(UFS 4.0) 256 / 512GB(UFS 3.1)
広角カメラ 50MP(1/1.56型)・F/1.8
超広角カメラ 12MP(1/2.55型)・F/2.2
望遠カメラ 光学3倍
10MP(1/3.94型)・F/2.4
インカメラ 12MP(1/型)・F/2.2 10MP(1/3.24型)・F/2.2
通信 Wi-Fi 6E
Bluetooth 5.3
5G NSA / 4G LTE
Wi-Fi 6
Bluetooth 5.2
5G NSA + SA / 4G LTE
オーディオ ステレオスピーカー(Tuned by AKG)、3.5mmヘッドフォンジャック非搭載、高音質コーデック(LDAC対応)
バッテリー 4,000mAh 3,700mAh
充電 USB Type-C(最大25W)
ワイヤレス(最大15W)
パワーシェア対応
筐体素材 アルミフレーム(armor2)+ マットガラス(Gorilla Glass Victus2) アルミフレーム(armor)+ マットガラス(Gorilla Glass Victus+)
サイズ 147 x 70.6 x 7.6 mm 146 x 70.6 x 7.6 mm
重量 167 g 167 g
発売日 2024年4月 2022年4月

本体サイズはほぼ同じでコンパクトに扱えるハイエンドスマホでディスプレイが6.1インチから6.2インチに大きくなって、SoCが新世代のSnapdragon 8 Gen 3の採用により処理性能が向上。バッテリー容量が増えて電池持ちが良くなっています。

本体デザインの違い

Galaxy S24のデザインはよりシンプルになっています。

S22まであったカメラの土台がなくレンズ直付になっており、サイドフレームも光沢のある丸みのあるアルミフレームから非光沢のフラットなアルミフレームに変更となってフラットなデザインになりました。

どっちのデザインがいいかは好み分かれそうですよね。個人的にはGalaxy S22の方がデザインされてる感じが良かったですが、もうデザインが変更されて2世代目なので仕方ありません。

画面サイズは6.1インチから6.2インチに大きくなりましたが、ベゼルの幅を抑えながらのサイズアップなので本体サイズはほぼ同じとなっています。

これは技術の進歩と言っていいのではないでしょうか。

Galaxy S22 → S24 乗り換えるメリット

性能向上でゲームが安定する

Galaxy S22のSoC(システムオンチップ)はSnapdragon 8 Gen 1でしたが、Galaxy S24はSnapdragon 8 Gen 3 for Galaxyを採用し処理性能が大幅に向上しています。

処理性能が向上することで負荷のかかる3Dグラフィックを多用したゲームも安定的に動作します。原神を高画質設定で長時間プレイするとその差が分かりやすいですね。

Galaxy S22はフレームレートが52fpsに落ちますがS24は60fpsをキープ。15分ほどプレイするとGalaxy S24は50〜57fpsにレートが落ち出しますがS22は40fpsまで落ちてしまいます。

3D mark(Wild Life Extreme)で20回ループで計測比較するとGalaxy S24は(4,343 – 2,648)、S22は(1,887 – 1,291)と2.5倍ほど3Dグラフィックの性能が向上します。

発熱時の性能落ちはS24の方がありますが、処理が落ちたとしてもGalaxy S22の最高スコアよりも高い性能を叩き出してるので、ゲームを長時間プレイしたとしても十分満足できるパフォーマンスをえらうことができるでしょう。

手汗(発熱)が抑えられる

Galaxy S22からGalaxy S24に乗り換えで手汗を抑えることができます。Snapdragon 8 Gen 3になることで処理性能が向上するだけでなく端末発熱も抑えられます。

原神を最高画質(60フレーム)で15分ほどプレイした状態で計測器で端末発熱を比較するとGalaxy S24の方が1.4℃ほどですが発熱が抑えられています。

Galaxy S24 端末発熱
Galaxy S24
Galaxy S22 端末発熱
Galaxy S23

SoCの電力効率だけでなく集積液体タイプの熱界面材料を使用した、より大きなベイパーチャンバー(放熱用金属パーツ)を採用し放熱性能を高めていて、端末全体にうまく放熱ができてるように見えます。

電池持ちが良くなる

発熱を抑えられるということは電池持ちも向上します。Galaxy S24とS22で電池持ちを比較するとコレくらい変わってくるんですよね。

モデル Galaxy S24 Galaxy S22
容量 4,000mAh 3,700mAh
YouTube 60分 5%消費 8%消費
PUBG 30分 6%消費 12%消費
原神 30分(中30) 7%消費 12%消費
原神 30分(最高60) 13%消費 15%消費
8時間待機 4%消費 3%消費
充電 USB-C(25W) 、Qiワイヤレス(15W)

物理的にバッテリー容量が300mAhも多いので全体的に電池持ちは良くなる傾向です。とくに軽いゲームプレイ時にバッテリーライフは1.5〜2倍ほど持つので1日の使用時間が大幅に増えることになるはず。

Galaxy S22は発売から2年経過してるので発売日に購入した個体はバッテリー劣化してることも考えられるので、新型のGalaxy S24に乗り換えることでバッテリ持ちはかなり改善されるのではないでしょうか。

画面が明るく視認性向上

Galaxy S22の画面ピーク輝度は1,300nitsですが、Gaalxy S24は2,600nitsとかなり明るくて視認性が良好です。

画面のピーク輝度が高くなると明所でも画面が暗くならず見やすくなります。室内で使う場合は気にならないですが外で使うことが多いとこの進化は嬉しいです。

内蔵スピーカーの音質が良くなる

どちらもステレオスピーカーを搭載していますが、音質は最新のGalaxy S24の方が良くてメリハリ感のあるサウンドを楽しめます。

動画で音質を比較してみました。

S22は低音が弱くて中音域重視の音質なのに対してGalaxy S24は低音も少し出るようになって高音域の伸びも良くなって迫力のある音質となっています。

フラグシップのGalaxy S24 Ultraと比べると音質は劣りますが、このサイズのスマホとしては十分な音質、仕上がりになってるかと思います。

カメラの画質が向上(より自然に)

Galaxy S24とS22のリアカメラのスペックは同じですが、SoCが刷新されて画像処理エンジンもアップデートされて、より自然な画質に仕上がるようになっています。

同じハードウェアでも処理が違うので仕上がりはかなり異なります。

色味が異なるだけでなくGalaxy S22はクッキリと処理されてるのに対してS24はより自然な表現が可能になりました。とくにクロップズーム2倍の画質が自然で違和感が少ない撮影が可能です。

ただ、クッキリとした画質が好きって人はGalaxy S24は物足りなさがあるかも。コントラストも低めでS24よりもS22の方がパンチの効いた仕上がりかもしれません。

基同じハードウェアのカメラを搭載してるので本的な画質はどちらも同じなんですよね。ただ、仕上がりがソフトウェアの違いによって異なる感じです。

色味はGalaxy S24の方が落ち着いた感じです。

どうでしょう。同じカメラですが仕上がりが違いますよね。

どっちが好みの画質か…ってなるかもしれません。

暗所もS22は白トビ気味ですがGalaxy S24はHDRをしっかり効かせて抑えられてます。また、ノイズも減ってるので暗所撮影はGalaxy S24の方が処理が上手いです。

暗所は解像感も高くてノイズが少なく自然な仕上がりです。

クロップズーム2倍だと画質の差が大きく出ますね。S22も悪くないですが、ソフトウェアの処理がキツイ感じですがGaalxy S24は自然な仕上がりではないでしょうか。

Galaxy S24は買いなのか?

端末価格

Galaxy S24はSamsung公式ストア、ドコモ、auで購入できます。

モデル Galaxy S24 Galaxy S22
米国価格 799ドル〜 799ドル〜
日本価格 SIMフリー・256GB:124,700円
ドコモ・256GB:145,970円
au・256GB:144,800円
販売終了
中古A:47,800円
海外発売日 2024年1月31日 2022年2月25日
日本発売日 2024年4月11日 2022年4月21日

Galaxy S22は販売は終了しており中古ランクAで47,800円で購入できるので、今からS22を買ってもいいでしょう。Galaxy S24はSIMフリーモデル(256GB)が124,700円でキャリア版よりも安いです。

円安が進んでいる状況で12万円でSnapdragon 8 Gen 3を搭載したハイエンドモデルを買えるのはコスパはとてもいいと思います。

ワンランク上の体験を得られる

Galaxy S24とS22は操作感は大きな違いはなく普段使いにおいては進化を感じることはないですが、電池持ちが向上し今まで1日持つかどうか不安だった場面が改善される可能性があります。

Galaxy S22 → S24 乗り換えるメリット
  • 処理性能が向上しゲーム体験が向上
  • 電池持ちが良くなって安心度が増える
  • 内蔵スピーカーの音質が良くなる
  • カメラの画質が自然な表現になる
  • Galaxy AIが使えるようになる
  • OSアップデート保証が7年ある

Snapdragon 8 Gen 3を採用したことで処理性能向上でゲームもより快適に動かすことができますし発熱も抑えるのでゲーム体験を向上させたいならGalaxy S24に乗り換えるメリットは大きいのではないでしょうか。

また、Galaxy S24はかこって検索やリアルタイム翻訳などのGalaxy AIを使えるので今まで出来なかったことが出来るようになります。(今後のアップデートでS22もGalaxy AIが使えるようになります。)

OSアップデート保証が7年あるので長く使いたいならGalaxy S24はいいかもしれませんね。性能が高いので長く使えるかと思います。

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Galaxy S22もまだまだ現役で使える性能を持っています。Snapdragon 8 Gen 1は発熱しやすくて電池の減りが速いですが、動作自体は快適ですし今から購入もいいでしょう。

4~5万円で中古ランクA品を手に入れることができます。

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